出発管理
出発管理とは、自宅や事務所などから担当者は時間どおりに出発したのか?を確認・記録し、重大な業務ミスを未然に防ぐことを指します。
ノーミスの出発確認はとてもシンプル。
1)出発時刻に、ノーミスが担当者へモーニングコールをかけます。
2)電話にでなかったら、責任者へ連絡。
出発時刻になっても出発してない。その原因は様々あると思います。
寝坊も原因の一つに挙げられます。ならば起床管理をすれば良いと思いますが、会社に寝起きを管理されるとは、人によってはプライバシー侵害と捉える方もいるかも知れません。
通勤については「通勤災害」という言葉があるように、労災の一部として認められています。
つまり会社の責任範囲に含まれています。
通常は出社時刻が決められていて、通勤経路も申告しているのが一般的ですので、自ずと出発時刻も決まってきます。
かなり話が遠回りになってしまいましたが、会社が出発を管理することは、そんなに常識はずれのことでは無いと思われます。
起床確認まではしなくても大丈夫だが、到着確認では遅すぎる。そんな場合には出発確認で管理しましょう。
うっかりミス、うっかりしていた。あると思います。
「気が付いたらこんな時間、やばい遅れる!」こんな経験、誰にでもあるんじゃないでしょうか?
さっきまで覚えていたのに、直前になったら忘れてたとか、昨日まで覚えていたのに朝、目が覚めたら忘れてたとか。
のんびりしてたら突然電話が鳴って「今日出勤だよ、どうしたの?」なんて言われたら顔面蒼白です。
一人で早番でオープンミスでもしようものなら目も当てられません。
出発確認の自動電話でリマインダーを送りましょう。うっかりミスを防げます。
勘違い、1日間違えてたとか、明日だと思ってたとか、はじめから間違えている状態です。
出勤日など日付の確認作業が重要ですが、慣れてくると疎かになりがち、そんな時にやってくるのが「勘違い」です。
13時をPM3時と勝手に脳内変換してて遅刻とか、これも勘違いに含まれるでしょう。
人間は間違える生き物です。その辺はシステムで仕組化しましょう。
出発確認なら、カレンダーに従い自動でリマインダー電話をかけます。
電話に出なかったら、それは出発したかもしれないし、出発してないかもしれないという状態です。ノーミスは直ちに責任者へ電話連絡します。
業務に穴が空いたら、信用問題に関わるからです。
不慮の事故、急病など、いつ何が起こるか分かりません。
仕事に行かなきゃいけないのは分かってるけど、それどころではない、電話している暇も無いほどの緊急事態です。
相当なブラック企業でもない限り、厳しく咎めることはないと思いますが、企業としてもそれどころではありません。企業は信用を守らなくては、従業員の生活もかかってるいるのです。
責任者に電話がかかってきた時点で、従業員の出発が確認できていないということです。
初動が大事です。手を打てば間に合うかもしれません。
到着時刻に来ていないことが分かっても既に手遅れ、それならば先に手を打っておきましょう。
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